厚生年金保険料 平成28年9月分~18.182%

本日、8月最後の日。
ホームページの固定ページの更新作業はこつこつと行っていましたが、記事の投稿が8月はまだ1件。 😥 
ギリギリ今月2件目の記事投稿となります。

■平成28年9月分からの厚生年金保険料率

明日から9月。

毎年9月と言えば、従業員さんのお給料から天引きする社会保険料の変更の時期となります。

変更には2種類あり、一つ目が、標準報酬月額の変更、二つ目が、厚生年金保険料率の変更、です。

①標準報酬月額の変更

お給料から天引きする社会保険料は、基本的に、4月~6月までの給与の平均をもとに計算され、毎年9月分から翌年8月分まで一定の保険料が徴収されます。
ですので、今年の4月~6月までのお給料が残業等で多くなった人は、場合によって社会保険料が上がる場合があります(標準報酬月額が上がるため)。

②厚生年金保険料率の変更

9月には、厚生年金保険料率も上がります。

今回は、17.828%⇒18.182%の引き上げとなりますので、天引きされる保険料がすこし多くなります。

■実際に天引きされる社会保険料が変わるのは・・・

9月分から社会保険料が変更になりますが、実際には、10月支給のお給料から天引きされる社会保険料から変更となります。

それは、原則として、「10月支給のお給料からは前月分(9月分)の社会保険料が天引きできる」となっているからです。1か月ずれるのです。

もっとも、会社さんによっては、9月分の社会保険料を当月(9月)支給分から天引きするところもありますので、その場合には9月支給のお給料から社会保険料が変わってきます。

当事務所では給料計算を取り扱っていますので、9月は社会保険料の変更等、注意が必要な月となります。

社会保険労務士新井事務所
所長 新井英孝
長野県岡谷市・下諏訪町・諏訪市・茅野市・塩尻市・松本市ほか

Facebookも是非ご覧ください。いいね & シェアよろしくお願いします。